研修実績

お客様の声 (トヨタテクニカルディベロップメント株式会社)

導入前の課題

風土の異なる企業の合併により、組織内の一体感が醸成されにくいなか、チームとして質の高いアウトプットを出すことが課題となっていました。特にメンバーの一人ひとりが主体的に考え、動き、お互いに認め合える職場をどう創ればよいか?が本年度の最も重要なテーマでした。

実施後の変化

管理職が自ら変化したことがメンバーの変化につながり、結果、場の変化につながってきているという実感があります。私も自分の考えを一方的に押し付けていたのが、相互理解が進んで、部下に自らの弱い部分を出せるようになり、本音で話し合うことの重要性を身をもって再認識しています。


企業名 トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)
部署 エンジンシステム開発部 第2システム開発室 ほか
研修対象 管理職 20名  /  一般社員20名
実施時期 2014年3月~7月(5ヶ月)
実施場所 愛知県豊田市地区 本社内セミナールーム 及び 研修センター
実施内容 組織診断(アセスメント)
自社の組織力をアンケート調査し、変化力や成長力、団結力など6分野を各チーム別に診断。次年度の人材育成計画の決定に活用しました。
集合研修
対話型コミュニケーション研修、コーチング研修など、講義とゲーム、ワークショップを組み合わせた集合研修を実施。実体験を通して理解を進め、行動変容につなげる研修を月1回実施いたしました。
コーチング・セッション
管理職向けに1:1の個別コーチングを実施。人間関係の形成パターンを可視化し、それぞれの課題につなげて部下の心を理解する手法を伝達。また、懇親会ではセッションで明らかになったお互いの背景を理解し合う時間を設けてリーダー間の関係性向上につなげて参りました。

背景と問題意識

時代の変化と共にお客様から求められる仕事の質も変化してきており、年々「ただ言われたことをやるだけ」ではなく「自ら主体的に考え、提案する能力」を求められるようになってきていました。当時の職場の課題は、

・一体感のある組織をつくる

・横のつながりの形成

・チーム力の向上

・お互いを認め合える文化の醸成

・コミュニケーション能力の向上

にありました。

組織診断(アセスメント)

研修に先立って実施したのが「組織診断」です。50項目近いアンケートを部署内全員に回答して貰い、各グループごとに6分野の現在地を診断して頂いたところ、漠然と感じていたことがリアルな数値を伴って現れました。現状を再認識させられたことで、より変化への切迫感を強めることができました。

 

「なんとなく」で終わらせずに、こうやって数値化して見える化することで社内の情報共有も進みますし、次年度の人材育成計画を決める上でも具体的な対策を立てられるのは意味のあることだなぁと改めて感じました。

集合研修

毎月テーマを変えて研修を開催して頂いたのですが、ただ一方的に講義を聞くだけの座学と違って、2人一組のディスカッションやゲーム、グループワークなどを取り入れ、参加者自らが考える機会を多く取り入れて頂いたのが良かったと感じています。

 

今回、他部署の管理職も招いて研修を開催した為、組織を超えた横のつながりを創ることにも一役買ったと思いますし、お互いを認め合うトレーニングにもなり、改めて褒めることの難しさも実感しました。印象的なのは自分の意見を部下に押し付けていたことを自覚し、聴く姿勢が変化した管理職が多かった点でしょうか。コーチング研修以降、会議の仕方や対話に変化が見られるようになってきたのが、嬉しい兆しです。

対話型コミュニケーション研修

9:00~10:00 コミュニケーションとは
10:00~12:00 お互いを褒め合うゲーム
13:00~16:00 無意識を観るワークショップ
16:00~17:00 結果を生み出す認識の仕方

コーチング研修

9:30~11:00 コーチングの基本
11:00~12:30 判断基準と脳のクセ
13:30~16:30 コーチングの使い方
16:30~18:30 部下の変化を導く方法

コーチング・セッション

一番衝撃だったのは部下に「前田さんが前より話を聞いてくれるようになった」と喜ばれた点です(笑

 

私自身も昔コーチングを受けたことがあって、機会があれば会社にも導入したいと考えていたので、今回、管理職に1:1のコーチングをして頂いたのは良いきっかけになりました。特に、自部署のマネージャークラスのコーチングが終わった後の懇親会で、普段は聞けないような質問を投げかけて頂き、お互いの”相手に対する思い込み”に気付かせて頂いたのは、とても印象に残っています。お陰様で、あれから距離も縮まり、関係性の変化を実感しています。

研修会社の選択基準

 

各社を比較検討したのですが、「気付きをもたらすアプローチ方法」がロジカルで、意識/無意識とは何か?といった、一般的には定義のあいまいなものを明確に定義され、構造的にご説明いただいたのが一番の決め手になりました。

 

集合研修でファシリテーターが気付きを促すという手法に加え、自ら気付く能力を醸成するプログラムをご提案いただけたのも特徴的でした。コーチングでアイデンティティーの部分まで掘り下げて、メンバーの無意識を意識化(見える化)する点もマネジメントにおいて有効だと考えました。

Before/Afterの変化

研修を通じて変化したことは沢山ありますが、管理職が自ら変化したことがメンバーの変化につながり、結果、場の変化につながってきているなぁという実感があります。

 

私自身も、部下に意図が伝わらずに何度も同じ指摘を繰り返していたり、自分の考えを一方的に押し付けるだけになっており、相手からすると納得感が無く話を受け入れてもらえない状態をつくってしまっていました。

 

それが今は、まずメンバーが本当は何を言いたいのか?言葉の裏にある背景に耳を傾けるようになり、イメージのズレを極力なくす為に絵を書いたり、確認するように変化してきました。結果として、認識のズレが埋まることで、同じ指摘の繰り返しも減り、業務遂行の時間も増え、アウトプットの質が向上しました。

 

相互理解も進み、メンバーの方から話をしてくれるようにもなりました。循環が良くなったことで関係性の再構築ができ、部下に自らの弱い部分をアウトプットしたところ受容していただき、職場でも本音で話し合うことの重要性を身をもって再認識することができました。

 

但し、まだ意識していないと元の状態に戻ってしまうので、今後は常に相手の在り方にフォーカスして、お互いのイメージが共有できるよう常に意識し、習慣化させることが重要だと考えています。そもそも問題を発生させないような信頼関係を築き、本音でコミュニケーションが出来る職場を創りたいです。

 

管理職の変化

  • 相手の話を聞けるようになった
  • 自分の考えを押し付けなくなった
  • 自分自身の考えを客観視できるようになった
  • イメージのズレを埋めるようになった
  • 苦手な人の指摘も受け止められるようになった

会議/ミーティング

  • 褒め合うことで楽しい雰囲気に変化
  • 認められているという安心感から本音で話ができるようになった
  • 事実/意見/感情を分けて整理するようになった
  • 判断基準と根拠を明示し議論できるようになった

部下との関係性

  • 話を聞くようになってメンバーの納得感が向上
  • 口数少ない部下も発言するようになった
  • それぞれの背景など相互理解が進み関係性が改善
  • お互いを認め合うようになった
  • 突発的な仕事にも快く応じてくれる

仕事の進め方

  • ズレが減ることで業務遂行時間が増えた
  • 理解度が向上し結果も改善されてきた
  • 尊重し合うので仕事がやり易くなった
  • 上司が変化→部下も変化の好循環
  • 全体的に摩擦・衝突・トラブルが減少